茶さん

虻田で保護猫を多頭飼育している方の所で生まれた子。母猫は酷い猫風邪の状態で6匹出産。母猫の状態が悪かったので子猫達も弱く目が開いた頃から目ヤニや鼻水が酷かったとのこと…
保護主さんは仕事で家にいる時間も少なく、母猫から離すと死んでしまうと思い、当会に連れてきました。2ヶ月とは思えないほどの小さな身体。鼻詰まりも酷く上手くオッパイも吸えなかったことは一目瞭然でした。目はヘルペスで眼球に水泡ができたり、瞬膜が癒着しており長期に渡り動物病院に通いましたが、兄弟6匹のうち2匹は看病の甲斐もなく亡くなりました。残った4匹のうち1匹はヘルペスも完治し元気にになりましたが、3匹は治療や瞬膜を剥がす手術もしましたが、免疫力が低いためか治癒することなく全盲となりました。また皮膚の状態も悪く、真菌を繰り返し発症していました。
名前はアビシニアン柄のあぶちゃん♀、茶いち♂茶に♂茶さん♂と命名!不憫な子達ですが、人懐こっさは抜群!好奇心も旺盛で、ケージ内のお掃除の時はフリーにするとあちこち探検♫探検が終わると私の後を付いて回るとても可愛子達。
全盲でも生活ができるように、大きなケージを作り2週毎にステップの位置を変え、トイレや餌を与える位置を変えて訓練!
それも難なくクリアし弱いながらも兄弟で楽しく過ごしていました。
昨年9月に、これなら保護主さんの家に帰っても大丈夫!と判断し、お世話の仕方をレクチャーし準備をしていた矢先、保護主さん入院…末期の癌でした。保護主さんは入院してから3ヶ月後に亡くなってしまいました。その知らせを受けてから間もなく、茶いち君が急性腎不全でなくなり、茶いち君の後を追うように茶に君が肺炎で亡くなりました。
いつも遊びもお散歩も一緒で、猫団子で寝ていた兄弟だったので、茶さん寂しいのか元気がありません。施設のフリールームでお友達と遊べるように訓練中です!

★シェアオーナー★
蛙田けろ様

 

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